ChatGPTを毎日のように使っていると、ある瞬間から
「さっきまでの話、忘れてない?」
「前と言ってること違くない?」
みたいな違和感が出てくることがあります。
これはChatGPTがポンコツだからではなく、「1つのチャット(スレッド)の構造的な限界」によるものです。
この記事では、僕が実際に使い倒して感じた「1スレ限界」と「引き継ぎ」のコツをまとめます。
1. そもそも「1スレ」とは?
ここでいう「1スレ」は、ChatGPTの1つのチャット画面のことです。
トレーニング相談用、ブログ作業用、雑談用…みたいに、用途ごとに分けているあのスレッド単位ですね。
- スレ内では、過去のやり取りを踏まえて返答してくれる
- メモのように長く使っていると、「積み上げ」ができる
- 逆に、長くなりすぎるとだんだん話がズレてくる
この「だんだんズレてくる」の正体が、いわゆる1スレ限界です。
ちなみに本当に限界が来ると書き込みが記録されなくなります。

2. ChatGPTの「1スレ限界」って何が起きているの?
ChatGPTは、過去のメッセージをまとめて読み込みながら返答しています。
ただし読み込める量には上限があって、会話が長くなると古い情報から圧縮・削除されていきます。
その結果、次のような症状が出やすくなります。
- 前に決めた前提やルールを忘れる
- 日付感覚やスケジュールの話がズレる(そもそもAIは日付感覚が弱い)
- ブログの文体が急に変わる
- 長期プロジェクトの初期設定を覚えていない
特に「毎日続けて相談するスレ」や「ブログを何十記事も一緒に作るスレ」は、
どうしてもこの限界にぶつかりやすくなります。
3. 限界が近づいてきたときのサイン
僕の体感ですが、次のような状態になったらそろそろスレ替え時です。
- こちらが何度も同じ前提を説明する必要が出てきた
- 「前回こう言ってたよね?」に対して食い違うことが増えた
- ブログやトレーニングの設定を何度も聞き直される
- 会話量がかなり多く、スクロールが長すぎて管理しづらい
このあたりが見え始めたら、潔く新しいチャットに引き継ぐのがおすすめです。
4. 正しい「引き継ぎ」のやり方
スレを新しくしたときは、いきなり続きから話すのではなく、
最初に必要な前提だけをまとめて渡すとスムーズです。
例えば、こんな感じでスタートします。
・これからも800m大会に向けたトレーニング相談を続けたい
・当直の日はタバタ+腕立て15×10が基本ルーティン
・ブログは「AI×ランニング×DIY」路線で進行中
・ストイック寄りの文章トーンで書いてほしい
こんな風に、「これだけ覚えておいてくれればOK」という要点だけを渡すイメージです。
逆に、細かすぎる過去ログや、もう使わない情報はわざわざ引き継がなくて大丈夫。
新スレは軽く・シンプルにスタートしたほうが、むしろ精度が安定します。
5. スレを分ける時のマイルール例
僕が実際にやっているスレ管理ルールはこんな感じです。
- トレーニング相談スレ(800m〜マラソン)
- ブログ制作スレ(記事ごとに新規チャット)
- X(SNS)用ポスト作成スレ
- その他メモ用・アイデア出しスレ
長く続けるテーマほど、用途ごとにスレを分けると管理しやすくなります。
6. 不要なチャットは削除したほうがいい?
よくある疑問が「古いチャットって削除したほうがいいの?」という話です。
結論から言うと、機能面では削除してもしなくてもOKです。
ChatGPTは、いま開いているスレッドの会話だけを見て返答しているので、
別スレを残していても、他のチャットの中身が勝手に混ざることはありません。
ただし次のような理由で、不要なチャットを整理・削除しておくメリットはあります。
- サイドバーがスッキリして、用途別のスレを見つけやすくなる
- 昔の試行錯誤を誤って開いてしまうミスが減る
- 「今使っているスレ」がどれか、自分の中で整理しやすくなる
逆に、ログとして残しておきたいチャットはそのまま保管しておけばOKです。
※不要なチャットを削除すると、そのチャットは履歴から消え、
一定期間後にシステム側からも削除されます(復元はできません)。
7. まとめ:スレを味方につけると、ChatGPTはもっと使いやすくなる
- 1つのスレッドには「読み込める量の限界」がある
- 話がズレてきたら、無理に粘らず新スレを立てる
- 必要な前提だけ簡潔に引き継ぐのがコツ
- 不要なチャットは、整理したいタイミングで削除すればOK
ChatGPTは、正しくスレ管理してあげると一気に使いやすくなります。
これからも「AI×ランニング×ブログ運営」の相棒として、
うまく付き合いながら育てていきましょう。

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